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【政治回顧】(下)離散する野党

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 枝野氏が政党の合従連衡を拒絶するのはなぜか。昨年の衆院選のわずか20日前に結成した立憲民主党が議席を3倍以上に増やす躍進を遂げたことを通じ、あることに気づいたからだ。

 枝野氏は衆院選直後の講演でこう語っている。

 「要するに『野党再編』は嫌いなんですね、国民は。『自民党に代わりうる政権担当能力のある政党を作る』って、何か言っているようで、何も言っていない。自民党と何が違うのかを言わないと永田町のゲームにしか見えない。自民党とここが違うという政治勢力を作りたい」

 自民党に代わりうる政権担当能力のある政党-。平成10年に誕生した旧民主党は、この野党像を追い求め、21年に政権交代を成し遂げた。岡田氏や国民民主党の前原誠司元外相らと並んで「民主党七奉行」と称された枝野氏は、その流れの中枢にいた人物だ。

 旧民主党閣僚経験者は次のように解説する。

 「かつての民主党は『現実路線』『政権担当能力』を追い求め、党内左派は安全保障や憲法に関する主張のトーンを下げざるをえなかった。立憲民主党は、政権獲得のために“我慢”を強いられた党内左派の受け皿になっている」

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