自民・小泉進次郎氏「徹夜国会」を批判 経団連で講演
自民党の小泉進次郎厚生労働部会長は10日午前、東京・大手町の経団連会館で講演し、改正出入国管理法が成立した8日の国会が7日から徹夜となったことについて「こんな議会は地方にもない。国会の『働き方改革』をしっかりやれという声を民間からぶつけてほしい」と呼びかけ、自身が進める国会改革にも意欲を示した。
講演には大手企業の役員ら200人が参加した。小泉氏は、河野太郎外相らの国会出席日数が先進国の中で突出して多い現状にも触れ「世界の中でむき出しの権力闘争が繰り広げられている中、このままでよいのか」と語り、閣僚の国会出席の合理化を訴えた。