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野党の最終盤国会の「ちぐはぐ戦術」 透ける参院選への打算

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 徹底抗戦路線の立憲民主党と、提案型の野党像を模索する国民民主党-。同じ旧民進党の流れをくむ両党の溝は深まるばかりだ。

 一方で、互いに対する奇妙な「配慮」もにじむ。

 国民民主党は改正案の対案を11月21日にまとめていたが、衆院での改正案審議中は提出を見送り、立憲民主党などと足並みをそろえて山下貴司法相への不信任決議案を提出した。野党の結束を優先させ、立憲民主党の顔を立てたわけだ。

 参院審議入りを機に国民民主党が対案を出すと、今度は立憲民主党が気遣いを見せた。参院本会議での改正案審議入りを決めた末松信介参院議院運営委員長(自民党)の解任決議案提出を野党各会派に呼びかけたが、国民民主党が二の足を踏んだとたん、あっさりと引っ込めた。立憲民主党の福山哲郎幹事長は提出見送りの理由を「野党の国会での協力が重要だ」と記者団に説明した。

 分裂のしこりを抱える両党は、互いのカラーの違いを黙認し合い「民主党政権崩壊以降のバラバラ感、ガタガタ感」(連合の神津里季生=こうづ・りきお=会長)を露見させないよう腐心しているように映る。国会での足並みの乱れは参院選の焦点である改選1人区の候補者調整に影を落とし、結果として与党を利することになるからだ。

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