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日中首脳が会談 習近平主席に不公正な商慣行是正を要求 

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会談冒頭、中国の習近平国家主席(右)と握手する安倍首相=11月30日、ブエノスアイレス(代表撮影・共同)
会談冒頭、中国の習近平国家主席(右)と握手する安倍首相=11月30日、ブエノスアイレス(代表撮影・共同)

 【ブエノスアイレス=小川真由美】安倍晋三首相は30日午後(日本時間12月1日午前)、中国の習近平国家主席と会談した。首相は来年6月の習氏の来日を改めて要請した。両首脳は10月の前回の会談で合意した日中関係の「新3原則」を踏まえ、両国首脳の相互往来を通じた関係改善を加速させる方針で一致した。首相は米中貿易摩擦の解決に向け、中国の不公正な商慣行を是正する「具体的措置」を講じるよう求めた。

 首相は会談冒頭「首脳同士の間断のない相互往来を通じてあらゆる分野での協力を発展させたい」と述べた。習氏は「安倍首相とともに日中関係の発展のため、政治的指導力を発揮し、新たなエネルギーを注いでいきたい」と強調。2025年の国際博覧会(万博)誘致に大阪が成功したことに祝意も表明した。

 首相は米中貿易摩擦にも言及した。習氏に対し、米中対立の根本的な解決には、国営企業への過剰な補助金や知的財産権の侵害、外国企業に対する技術移転の強制など、不公正な商慣行を是正することが重要だと指摘した。

 首相は尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域で常態化する中国公船の航行や、東シナ海での中国による一方的なガス田開発も問題提起した。両首脳は「東シナ海の安定なくして、日中関係の真の安定はない」との認識を確認した。

 首相は中国の関与が疑われる北朝鮮関連船舶による洋上での違法な物資の移し替え「瀬取り」への対応や、日本産農林水産物への輸入規制の解除も求めた。

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