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安倍首相が李首相と会談、日中通貨スワップ再開など合意へ

中国の李克強首相(右から2人目)、安倍晋三首相(同3人目)の前で握手する王毅中国外相(右端)と河野太郎外相(左端)=26日、北京(ロイター)
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 【北京=原川貴郎】中国を公式訪問中の安倍晋三首相は26日午前、北京市の人民大会堂で李克強首相と会談した。李氏との会談は5月の東京以来で、金融危機時に互いの通貨を融通し合う通貨スワップ(交換)協定の再開や両国周辺海域での救難の際の協力を定める海上捜索・救助(SAR)協定の締結にも合意する。両氏はこれらの成果文書の署名式に立ち会う。

 安倍首相は同日午後、北京大学で学生と交流した後、同市内で習近平国家主席との首脳会談に臨む。

 日中通貨スワップは、平成25年の失効後、5年ぶりの再開となる。上限額は旧協定の10倍の約3兆円規模とする。

 SAR協定は23年12月、日中間で原則合意に達していたが、その後、旧民主党政権による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化で両国関係が冷え込んだ影響で、締結には至っていなかった。

 会談では、安倍首相が25日夜の日中平和友好条約締結記念レセプションで、中国向け政府開発援助(対中ODA)の終了を表明したことを受け、今後の日中経済協力のあり方について意見交換。安倍首相は東京電力福島第1原発事故以来続いている日本産食品輸入規制の緩和を働き掛けたほか、北朝鮮情勢などについても協議したとみられる。

 両首脳は会談後、日中の企業関係者1000人以上が集まる「日中第三国市場協力フォーラム」に出席する。

 安倍首相は午後の習氏との首脳会談で、北朝鮮の非核化に向けた日中間の連携などについて協議する考えだ。

 安倍首相は李氏との会談に先立ち、中国共産党序列3位の栗戦書(りつ・せんしょ)全国人民代表大会常務委員長とも会談した。

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