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安倍首相、対北連携と海洋安保の協力訴え ASEM首脳会議閉幕

ASEM首脳会議の記念撮影に臨む各国首脳ら。前列左から中国の李克強首相、ドイツのメルケル首相、安倍首相=19日、ブリュッセル(代表撮影・共同)
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 【ブリュッセル=中村智隆】安倍晋三首相は19日午後(日本時間同日夜)、ベルギーで開かれたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、北朝鮮の非核化をめぐり、国際社会が結束する必要性を訴えた。海洋進出を強める中国を念頭に、海洋安全保障での連携強化も呼びかけた。

 安倍首相は北朝鮮の非核化に向け、国際社会が結束して国連安全保障理事会決議を完全に履行する必要があると主張し、日本人拉致問題の早期解決に向けた協力を要請した。

 南シナ海で軍事拠点化を強める中国に対抗するため海洋安保分野での協力も求めた。国際法に従った海洋紛争の平和的解決などを訴え、「一方的な現状変更は許容されない」と重ねて強調した。

 7月に署名した欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)を踏まえ、自由で公平なルールに基づく自由貿易体制維持の必要性も訴えた。台頭する保護主義には「一方的な貿易制限措置の応酬はどの国の利益にもならない」と指摘した。

 安倍首相は首脳会議に先立ち、EUのユンケル欧州委員長と会談し、日欧EPAの国内手続きが年内に終了するよう努力することで一致した。ドイツのメルケル首相、イタリアのコンテ首相らとも個別に会談した。

 首脳会議は北朝鮮に「完全かつ検証可能で不可逆的な」非核化を求めることを盛り込んだ議長声明を採択し、閉幕した。安倍首相は一連の欧州歴訪の日程を終え、20日午後に帰国する。

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