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【沖縄の選択~「ポスト翁長」時代】(中)米軍基地整理・縮小「冬の時代」も 玉城氏登場で辺野古は「遠慮なく」

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 「だって首相官邸が怖いんだもん。今までの自民党政権はやる気がなかったが、安倍晋三政権は違う」

 政府の米軍再編担当者はこう打ち明ける。菅義偉(すが・よしひで)官房長官は口癖のように「できることはすべてやる」と繰り返し、米政府との交渉に発破をかけてきた。今後は那覇軍港(那覇市)の浦添埠頭(ふとう)地区(浦添市)への移設や、牧港補給地区(浦添市)の倉庫・整備工場をキャンプ・ハンセン(金武町など)に移転することによる整理・縮小が進む。

 ただ、それでも不安材料は残る。日米両政府は24年4月、辺野古移設が進展しなくても、それ以外の米軍基地の整理・縮小を進めることで合意した。だが、交渉担当者は懸念を示す。

 「普天間移設の進展が見込めなくなれば、米側はそれ以外の返還交渉に応じなくなるのではないか」

 玉城氏の知事選当選は、沖縄の過重な基地負担に異議を唱えたことによる。玉城県政の誕生で米軍基地の整理・縮小が「冬の時代」を迎えることになれば、皮肉な結果というしかない。

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