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金足農の商業利用にグレーゾーン多数 高野連は新ルール作りに着手

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金足農の商業利用にグレーゾーン多数 高野連は新ルール作りに着手

 金足農がローソンと共同開発した「金農パンケーキ」=8月23日、秋田市  金足農がローソンと共同開発した「金農パンケーキ」=8月23日、秋田市

 この見解を根拠に再発売し、入手困難になっているのが大手コンビニエンスストア、ローソン(東京)の「金農パンケーキ」(145円)だ。生徒たちが開発に協力、初夏に県内の約200店限定で発売された。消費者からの再発売の要望が寄せられ、準優勝直後に間に合わせたことで人気が爆発。8月末までだった販売期間を延長し、東北地域への拡大も検討している。大手食品メーカーの東洋水産(東京)は生徒たちが開発に協力、一昨年発売したカップスープ「誉れの秋田」(216円)を東北限定で18日から再発売する。

 いずれも金足農側にマージンは一切入らない。渡辺勉校長は「商品化は生徒たちの励みになり、全国に『金足農』の名前が有名になる」と歓迎する。ただ学校によるPR活動は「地域貢献は公立校の役割でもあり、協力したいのは山々だが限界がある。吉田(投手)があきたこまちに触れたことで精いっぱい。3年生の選手たちの一部はすでに就職活動を始めており、早く普通の生活に戻してあげたい」と強調する。

 「報道の枠内」での活用に疑問を呈する声もある。地元紙、秋田魁新報社(秋田市)が8月末に発行した報道写真集「金足農 感動の軌跡」(1千円)は8日現在で5刷4万4000部を発行した。新聞記事を編集した内容で、県大会からの報道を網羅したことで、全国的な人気を呼んだ。「報道の枠内を出ないよう、積極的な宣伝はしていない」と担当者。

 ただ商業利用との端境にある「グレーゾーンではないか」との指摘がある。新聞の特集記事やテレビの特集番組にあわせ、広告やCMスポンサーを募った事例もあり、同様の指摘がある。

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