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安倍首相「新しい国造りに挑戦」 石破氏「日本が残るよう全力」 自民総裁選討論会 

自民党総裁選立候補者討論会に臨む安倍晋三首相(左)と石破茂元幹事長=14日午前、東京都千代田区・日本記者クラブ(納冨康撮影)
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 自民党総裁選に立候補した安倍晋三首相(総裁)と石破茂元幹事長による日本記者クラブ主催の討論会が14日、行われた。首相は「次の3年間、日本の新しい国造りに挑戦したい」と訴え、憲法改正に重ねて意欲を示した。石破氏は少子高齢化社会への対応が重要との認識を示し、「次の時代に日本が残るようにしていく」と決意を表明した。

 首相は、雇用状況の改善などアベノミクスを含めた5年9カ月にわたる政権の成果を強調した。その上で「国難とも呼ぶべき少子高齢化に真正面から立ち向かう」とし、子育て世代への対策や「生涯現役社会」の実現に強い意欲を示した。

 また「戦後70年、一度も行えなかった憲法改正に挑戦し、国民とともに日本の新しい時代を切り拓(ひら)いていく決意だ」と述べ、自ら提案した憲法9条への自衛隊の明記に意欲を示した。

 大規模な金融緩和策について「ずっとやっていいとは思わない」とした上で、「どのように終えていくか、今、私が言うわけにはいかない」として黒田東彦日銀総裁に判断を任せる考えを示した。

 ロシアのプーチン大統領が年内の平和条約の締結を求めたことに関し「11月、12月の首脳会談が重要になっていく」との認識を示した。また、首相は23日から訪米し国連総会に出席、日米首脳会談も行う。

 一方、石破氏は人口減少社会の到来について「地方、中小企業、農林水産業が持つ大きな潜在力を最大限に引き出していくことが必要だ」と訴えた。

 さらに「東京や大企業の成長の果実が地方に波及するという考え方は取っていない」と述べ、アベノミクスへの批判も展開した。

 また、石破氏は「合区は4年後にもっと大きな形でくる。定数を増やすことに国民の理解が得られるはずがない」と述べ、9条改正より参院選「合区」解消を優先させるべきだと訴えた。

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