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【主張】露の対日姿勢 疑念を募らす軍事演習だ

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 安倍首相のウラジオストク訪問は、11日からの「東方経済フォーラム」出席のためだ。だが、ロシアは同日から、日本海やオホーツク海も含む極東で兵力30万人を動員し、1981年以来、最大規模の軍事演習「ボストーク(東方)2018」を始めた。中国、モンゴル両軍も初参加した。露中両国の軍事的接近は極めて危うい。

 この演習が対抗勢力に想定するのは、日米同盟や北大西洋条約機構(NATO)しかあり得ない。ロシアが露骨に牙をむいてきたといえよう。北方領土と千島列島は演習域外としたが、これは対日配慮に値しない。首相は会談で、北方領土や周辺でのロシア軍の動向に「注視している」と伝えた。もっと、はっきりとした言葉で抗議すべきだった。

 北方領土の不法占拠やクリミア併合は旧ソ連・ロシアによる「力による現状変更」だ。これを不問に付して経済協力に走っては「法と正義」を損なうことになる。

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