産経ニュース

安倍晋三首相、12日に東方経済フォーラムで演説 北方領土問題決着に決意表明へ

ニュース 政治

記事詳細

更新


安倍晋三首相、12日に東方経済フォーラムで演説 北方領土問題決着に決意表明へ

日露首脳会談を前に握手する安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領=10日、ロシア・ウラジオストク(古厩正樹撮影) 日露首脳会談を前に握手する安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領=10日、ロシア・ウラジオストク(古厩正樹撮影)

 【ウラジオストク=小川真由美】ロシア極東ウラジオストクを訪問中の安倍晋三首相は12日午後(日本時間同)、ロシア政府主催の「東方経済フォーラム」で演説する。日露関係について、首相はプーチン大統領との信頼醸成をテコに北方領土問題を決着させ、両首脳間で平和条約の締結を目指すことを重ねて強調する。

 北朝鮮問題では、6月の米朝首脳会談を拉致、核・ミサイル問題の解決の一歩として支持した上で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談に改めて意欲を示す。

 フォーラムにはプーチン氏のほか、中国の習近平国家主席、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相、モンゴルのバトトルガ大統領も出席する。

 安倍首相は極東の可能性をテーマに演説し、サイバーや液化天然ガス(LNG)、港湾などロシア国内での日露の官民による事業が150以上にのぼるとして、経済協力が着実に進展していることを強調。医療や中小企業の効率化、都市整備を通し、ロシア人の生活の質の向上に日本が貢献していることを訴える。

 北朝鮮情勢では中国やロシアも含めた国際社会が結束し、北朝鮮に対し非核化に向けた具体的な行動を促すことを語りかける。18日から平壌で開かれる南北首脳会談への期待も示す。

 日中関係については、今年が日中平和友好条約40周年であることを踏まえ、関係改善の流れを加速させる決意を表明する。今年中の安倍首相の訪中に続く習氏の訪日に期待を表明する。

「ニュース」のランキング