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【自民党総裁選】安倍首相…圧勝へ党員票照準 石破元幹事長…「空中戦」制限に焦り

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 首相は投票資格を持つ国会議員の9割近くの支持を固める勢いで、連続3期目の政権運営を盤石にするため「完膚なきまでの圧勝」(陣営幹部)を目指し、党員票の上積みを狙う。首相を支持する党内5派閥の所属議員らは、北海道地震に伴う選挙運動の自粛期間が終わったことを受け、手分けして党員に投票を依頼する電話作戦を本格化させた。10日に発送された党員向け投票用紙の多くは数日以内で返送されるからだ。

 安倍選対の甘利明事務総長は10日、平成24年の総裁選で石破氏が党員票300票のうち165票(55%)を得たことを踏まえ、「党員票で圧勝という評価があった石破氏の24年の得票率を超えたい」と訴えた。

 謙虚な姿勢と経済再生、9条改正へのこだわりを示し、首相の固定的な支持層だけでなく幅広い支持を集めたい-。この日の論戦にはそんな思いがにじんだ。(原川貴郎)

■石破陣営は地方行脚に活路

 「確かに大胆な金融緩和で円は安くなり、金利は下がった。大企業は空前の収益をあげた。素晴らしいことだ。では、なぜ企業の稼ぎが働く人に回る労働分配率が43年ぶりに最低の水準になったのか」

 石破氏は演説会で、首相の経済政策「アベノミクス」の効果を評価しつつも、働き手の所得が伸び悩んでいると指摘。地方の農林水産業や中小企業を中心に地方創生を進め、アベノミクスの方向性を修正するよう求めた。

 先月10日の出馬表明会見では「今の政治が国民から信頼を得ているかが、今回の総裁選で問われている」などと首相への個人攻撃ともとれる言動が目立った。演説会では政策を中心に違いを出すことに専念したが、首相と交互に見解を述べ合う共同記者会見に移ると対決姿勢をにじませた。

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