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【ニッポンの議論】サマータイム 働き方改革への追い風/睡眠不足から健康被害

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 --混乱しないのか

 「コンピューターの設定や航空・鉄道ダイヤの変更に伴う混乱を不安視する人が多いが、導入国ではクリアされている問題をなぜクリアできないのか。電波時計の普及が進み、家電製品に内蔵されている。タイマーも自動修正されるものがほとんどだ」

 --労働強化を懸念する声もある

 「日本では終戦直後に連合国軍総司令部(GHQ)の指示で実施された。労働時間が延びたことなどから4年で廃止されたが当時と現在では経済状況がまったく異なる。いつの時代の話をしているのかと疑問に思う。国会に“化石”がたくさんいるから、問題点は整理されているのに議論が進まない」

 --欧州連合(EU)では健康への影響を理由に廃止する可能性がある

 「日米を往復する機会が多いが、3日もすれば体内時計はもとに戻る。サマータイムは白夜の北極圏内を除き、夏の日照時間の長い中高緯度地域でメリットがある。特に東京は同じような緯度にある世界の多くの都市に比べ夏至の日没時間が1時間以上も早いので利点は大きい」

 --導入されれば、東京五輪・パラリンピックでの競技も早朝からスタートできる

 「今回は五輪の暑さ対策が議論のきっかけになったが、国民全体の幸せを考えて議論すべきだ。日本人は日常生活を楽しむことがまだまだ苦手。米国人の多くはサマータイムを楽しみにしている。議論をきっかけに、日本人も豊かな暮らしを楽しめるようになってほしい。(先の国会で)働き方改革関連法が成立した。サマータイム導入は働き方改革の追い風にもなるはずだ」(政治部 長嶋雅子)

 ケント・ギルバート 昭和27(1952)年、米ユタ州出身。55年、米ブリガムヤング大大学院修了後、東京の国際法律事務所勤務。バラエティー番組出演で人気タレントに。講演や執筆活動を行う。

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