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米国免疫学会会長の石坂公成氏、山形県名誉県民に 7月に死去

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米国免疫学会会長の石坂公成氏、山形県名誉県民に 7月に死去

石坂公成氏(山形大学提供) 石坂公成氏(山形大学提供)

 山形県は7日、名誉県民選考委員会を県庁で開き、7月6日に亡くなった元米国免疫学会会長で山形大学医学部メディカルサイエンス推進研究所名誉所長の石坂公成(いしざかきみしげ)氏を名誉県民とすることを決め、県議会9月定例会に提案する。

 選考委員会では、東北公益文科大学の吉村昇氏が委員長に互選され、出席した委員から意見を聞いた。全員が「賛成」「大賛成」という意見で、満場一致で石坂氏を名誉県民とすることが決まった。ただ、石坂氏の死去した後に名誉県民の対象にしたことに複数の委員から「亡くなってから名誉県民を与えるのは失礼」「名誉県民は生前に授与すべきものではないか」といった意見が出た。

 県の大森康宏総務部長は「平成11年に勲一等瑞宝章受章の際に検討されたが、山形県在住が3年ほどだったので判断できなかった。またノーベル賞受賞のタイミングでとも思ってきましたが亡くなられてしまい残念です」と述べた。

 これまでの名誉県民は、元知事の板垣清一郎氏(平成5年)、日本画家の福王寺法林氏(同17年)、小説家の丸谷才一氏(同24年)の3人がおり、いずれも生前に選ばれており、いずれも山形県出身者。

 石坂氏は、東京都出身ながら、夫人の照子さんの出身地が山形市であることから平成8年に山形市に転居、13年に山形市名誉市民、18年に県教育委員長を務めた。

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