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【概算要求】防衛費、過去最高の5兆2986億円 北脅威にらみイージス・アショアに2300億円

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 防衛省は米軍再編関連経費などを含め5兆2986億円を計上し、平成30年度当初予算比2・1%増と過去最大の要求となった。

 北朝鮮による弾道ミサイルの脅威をにらみ、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」2基分で2352億円を計上する。新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」などに818億円を投じるほか、既存イージス艦や地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の能力向上も実施する。

 6月の米朝首脳会談で朝鮮半島情勢の緊張は一時的に緩和されたが、政府は「北朝鮮の脅威は変わっていない」(高官)としてミサイル攻撃への対処力強化を進める構えだ。

 安倍晋三首相が「死活的に重要」と強調する宇宙やサイバー分野にも予算を振り向ける。宇宙状況監視システム(268億円)を取得するほか、通信衛星の整備・改修費(535億円)を盛り込む。敵のサイバー攻撃に対処する「サイバー防衛隊」を現行の150人から220人に拡充する。

 島嶼(とうしょ)防衛強化のため、航空・海上優勢の確保にも力を入れる。最新鋭ステルス戦闘機F35A6機(916億円)や、敵の射程圏外から発射する「スタンドオフ・ミサイル」(73億円)を導入。海上自衛隊の新型護衛艦2隻(995億円)や潜水艦1隻(711億円)も建造する。「島嶼防衛用高速滑空弾」の研究費(138億円)も盛り込む。このほか、大規模災害対応や人的基盤強化などの関連経費も計上した。

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