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【防災ヘリ墜落】群馬県「防災ヘリ到着」と国交省に報告 航空法違反の疑い 計画と違うルート飛行も

記者会見で頭を下げる東邦航空運航部の有吉衛部長(左端)と群馬県の職員=16日午後、群馬県庁
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 群馬県の防災ヘリコプターが墜落し9人が死亡した事故で、国土交通省は16日、運航主体の県が国交省航空局に対し、実際は墜落していた可能性があったにもかかわらず「(帰投先の)ヘリポートに到着した」と、事実と異なる通知をしていたと発表した。ヘリの飛行ルートが飛行計画と異なっていたことも判明した。17日で発生から1週間。国交省は航空法違反の疑いがあるとしており、県のずさんな運航管理体制が明らかになった。

 国交省によると、県側から実際の飛行ルートに沿った飛行計画が提出されていれば、捜索救難活動の開始を47分早く開始できた。国交省は16日、県に文書で行政指導した。

 墜落したヘリは10日午前10時1分に消息を絶ったが、県防災航空隊は飛行計画の到着予定時刻だった午前11時15分から4分後の同19分、国交省側に群馬ヘリポート(前橋市)に到着したと、パソコンで通知していた。

 県は16日、通知したのは、県に派遣されている運航会社「東邦航空」の機長だったと明かした。機長は「戻ってくると信じていた」と説明しているという。

 さらに、県防災航空隊は当初から、消防隊員5人を乗り降りさせるため稲包(いなつつみ)山付近で折り返す前後に西吾妻(にしあがつま)福祉病院(同県長野原町)を経由、着陸予定だったにもかかわらず、国交省にはヘリポートを離陸し、折り返し後にヘリポートに着陸するという飛行計画を提出していた。

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