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【単刀直言】伊吹文明元衆院議長「国益を懸けた交渉役はすぐには探せない。『Who are you?』では困る」

 自民党総裁選に関して、私は衆院議長を経験しているので個別にかかわる発言は控えるべきなのだが、国民のために一番大切なのは国際情勢ですね。米国との国益を懸けた交渉役はすぐには探せないというのが私の印象です。今、誰か新しい総裁が誕生して「私、今度首相になりました」って言っても「Who are you(あなた誰)?」でしょう。

 争点でいえば、例えば財政再建。岸田文雄政調会長は大平正芳元首相の流れの宏池会(岸田派)であり、竹下亘総務会長が率いる平成研究会(竹下派)も前身の経世会を創設した竹下登元首相が自分の地位をほうり投げてまで消費税を導入された流れをくんでいる。

 私は財政再建論者ですが、そういう議論は石破茂元幹事長と安倍さんの間ではあまり出てこない。むしろ岸田さんや竹下さんらのグループから誰かが出ていれば、政策の争点がより明確になると思います。

 戦力不保持などを定めた憲法9条2項をめぐっては、石破さんは集団的自衛権行使を念頭に、どちらかというと法理的理想論、安倍さんは現実論です。理想と現実のバランスを取るのが、政治家として一番大切なことで、どちらの極端もうまくいかない。来年の参院選は与党にとって難しい選挙になるだろう。といって、参院選までに憲法改正の発議ができるかといえば、これも現実論としては難しいでしょうね。

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