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河野外相「北朝鮮、南シナ海情勢で各国と連携」 ASEAN関連会合が閉幕 日朝外相の接触は首脳会談へ一歩前進

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河野外相「北朝鮮、南シナ海情勢で各国と連携」 ASEAN関連会合が閉幕 日朝外相の接触は首脳会談へ一歩前進

 ASEAN地域フォーラム閣僚会議で記念撮影する各国代表。中央は河野外相、右隣はポンペオ米国務長官=4日、シンガポール(共同)  ASEAN地域フォーラム閣僚会議で記念撮影する各国代表。中央は河野外相、右隣はポンペオ米国務長官=4日、シンガポール(共同)

 「北朝鮮、南シナ海情勢について、日本の立場を申し上げ、多くの国と連携することができた」。河野太郎外相は4日夜、この日閉幕した東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合に出席した成果を、シンガポールで記者団に強調してみせた。

 焦点だった北朝鮮の李容浩外相との接触は、短時間の立ち話形式だったものの3日夜に実現した。日本人拉致問題解決に不可避な日朝首脳会談を含む直接交渉への「重要な一歩」(政府高官)との声も上がる。

 政府はASEANでの振る舞い方に腐心した。

 北朝鮮がASEAN加盟10カ国と接触することで、ASEANが融和ムードに傾けば、国際社会の対北制裁包囲網が緩みかねない。河野氏は一連の会議で、北朝鮮の非核化実現には国際社会が一致して国連安全保障理事会決議に基づく経済制裁を完全に履行する必要があると訴えた。

 ただ、対北制裁を主張しすぎては李氏と接触できず日本の考えを北朝鮮に直接伝える機会を失う。国際会議の場で北朝鮮と接触できなければ「蚊帳の外」に置かれた印象を与えかねないとの懸念もあった。

 そうした中で、河野氏は李氏に安倍晋三首相の「拉致、核、ミサイル問題を解決すれば経済支援を行う用意がある」との方針を直接伝達した。4日のポンペオ米国務長官との会談では、非核化をめぐる米朝協議を優先する北朝鮮に対し、拉致問題の解決を後回しにすることは許さないとの認識も強調した。

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