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イージス・アショアはイージス艦3隻分 メリット多いが… 政府は国民に丁寧な説明を

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 地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」は、運用面でメリットが数多い。ただ、2基配備には総額6千億円以上を要し、1隻約1700億円のイージス艦3隻分以上に相当する巨額投資となる。それだけに、政府はその価値や必要性について、正面から国民に丁寧に説明する必要がある。

 「敵基地攻撃を含む『懲罰的抑止』の整備に踏み出せない以上、コストをかけてでも『拒否的抑止』を追求するしか日本を守る術(すべ)はない。イージス・アショアはその典型だ」

 防衛省幹部はこう訴える。専守防衛の縛りがある日本の場合、懲罰的抑止は全面的に米国に委ねるしかなく、保有に向けた議論すらタブー視されているのが実情だ。このため、政府は拒否的抑止に当たるミサイル防衛能力で北朝鮮の脅威に対抗している。主力を担ってきたのが、海上自衛隊のイージス艦だ。発射の兆候があれば日本海などに展開し、迎撃態勢を整える。

 ただ、その負担は重い。1隻につき常時約300人の乗組員が必要な上、時には数カ月におよぶ海上任務は過酷を極める。整備や燃料補給で帰港する間は、防空体制に隙間が生じるという課題も指摘されている。

 イージス艦の迎撃能力を陸上に配備するイージス・アショアは、こうした弱点を補うものだ。ミサイル探知や射程に優れた最新鋭のレーダーや迎撃ミサイルを搭載することで、2基で日本全土をカバーできる。迎撃システムの拡張が容易な点も利点だ。

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