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「海の日」の再固定化の祝日法改正案、今国会提出を見送り 「ハッピーマンデー」維持の声強く

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「海の日」の再固定化の祝日法改正案、今国会提出を見送り 「ハッピーマンデー」維持の声強く

 与党は13日、祝日の「海の日」(7月第3月曜日)を7月20日に固定するための祝日法改正案を今国会に提出しない方針を固めた。土日を含めた3連休を増やす「ハッピーマンデー制度」を引き続き海の日に適用するよう求める声があり、観光業界を中心に再固定化への反対論が強いことを踏まえた。海の日の固定化を主張する超党派国会議員らの「海事振興連盟」(衛藤征士郎会長)などは秋の臨時国会への改正案提出を目指すが、道のりは険しそうだ。

 海の日は、地方巡幸を終えた明治天皇の船が横浜港に帰着した7月20日に由来し、平成8年から祝日化された。その後、ハッピーマンデー制度の導入に伴い、15年から「7月第3月曜日」となった。

 再固定化への機運が高まったのは、2020年東京五輪の開催に伴い、同年に限り開閉会式の前後に祝日を動かす改正五輪特別措置法の制定がきっかけだった。

 超党派のスポーツ議員連盟(会長・麻生太郎副総理)は、同年に限り、海の日を開会式前日(7月23日)に移動するよう提案。海事連盟は4月、五輪の翌年から7月20日へ固定化することを条件に五輪の年のみの移動を認めた経緯がある。

 ただ、観光業界は今後も3連休を維持する方が経済効果が高いと主張。自民党幹部にも、海の日の再固定化は抵抗感が強いことから、同党は再固定化に関する今国会中の意見集約を見送った。

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