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【政界徒然草】藤波孝生元官房長官の手紙全文公開「国は病んではいけません」「つくづくと生きた政治のこわさ思う」 リクルート裁判の心境つづる

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【政界徒然草】
藤波孝生元官房長官の手紙全文公開「国は病んではいけません」「つくづくと生きた政治のこわさ思う」 リクルート裁判の心境つづる

平成9年10月、藤波孝生元官房長官が知人に出した手紙。リクルート事件の裁判の心境などをつづっている(一部画像を処理しています) 平成9年10月、藤波孝生元官房長官が知人に出した手紙。リクルート事件の裁判の心境などをつづっている(一部画像を処理しています)

 物心両面にわたって御支援をいただいている各春秋研究会も、伊勢、名古屋、東京でそれぞれ開くことが出来たことも有難いことでありました。永年親しくして頂いた信貴山の野沢管長さんや中電の松永さんが急逝されたのは残念ですが、生者必滅のならいで止むを得ぬこととと思っています。

 ほんのこの間の自民党総裁再選の頃までは、飛ぶ鳥を落とすような勢いであった橋本内閣も人事の失敗で急に転落し、とても「六つの改革」どころではないという空気になって了(しま)いました。新進党など、ばらばらになっている状態の中で、どうということもない筈なのに、つくづくと「生きた政治」のこわさを思わざるを得ません。衆議院で過半数になって自民党におごりが出たなどと言います。おごりということはないのでしょうが、緊張感を欠いたということでしょうか。佐藤孝行氏の辞職、中村喜四郎氏の有罪、有罪議員に対する辞職勧告などとつづきましたので、御心配をおかけしていることと存じます。

 その後の私の裁判のことを少し御報告いたしますと、8月25日に、同封の上告趣意書を最高裁へ提出しました。この趣意書は、弁護士さんの指導を受けた後、8月上旬に、私が一人で南の島、ニューカレドニア島に出かけ、ホテルに閉じこもって書き上げてきたものです。法律には素人の私のことですから、おはづかしいような内容ですが、感じていることを率直に述べました。

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