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【主張】公選法改正案 参院無用論を広げるのか

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【主張】
公選法改正案 参院無用論を広げるのか

 定数を増やしても参院経費が膨らまないよう求める、公明提案の付帯決議がなされた。「身を切る改革」という言葉を覚えているのなら、少なくとも議員報酬などの削減案を同時に通すべきだ。

 参院政治倫理・選挙制度特別委員会は11日、野党の3改正案の採決を見送った。

 国民民主党が提出した「埼玉選挙区2増・比例代表2減」▽立憲民主党、希望の党の「埼玉2増・石川、福井合区による2減」▽日本維新の会の「総定数24減」の各案である。いずれも、参院を通過した改正案よりましである。

 今国会は、どのような憲法改正を実現すべきかという本質的議論が行われなかった。北朝鮮情勢をめぐり安全保障論議が深まることもなかった。国会の責任を果たさず、参院議員をお手盛りで増やそうとしている。厚顔無恥な対応は参院無用論を広げるだけだ。

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