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苦悩深める旧同盟系・中立労連系産別 国民民主党の低迷色濃く

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苦悩深める旧同盟系・中立労連系産別 国民民主党の低迷色濃く

電機連合第66回定期大会で挨拶する、国民民主党の玉木雄一郎代表=12日、横浜市西区(荻窪佳撮影) 電機連合第66回定期大会で挨拶する、国民民主党の玉木雄一郎代表=12日、横浜市西区(荻窪佳撮影)

 参院選では、旧同盟系のUAゼンセンや旧中立労連系の電機連合が国民民主党を、旧総評系の自治労や日教組が立憲民主党をそれぞれ支援する構えだ。左派色の強い立憲民主党の政策は旧同盟系などとは親和性が低い。UAゼンセンの松浦昭彦会長は6月の記者会見で、国民民主党を「特定の主義主張に拘泥しない改革中道政党だ」と評価した。

 問題は、国民民主党の党勢が低迷していることだ。12日の電機連合大会に出席したある組合員は「このままでは参院選を戦えないという思いはみんな持っている」と明かした。別の組合員は、立憲民主党が堅調な支持率を維持していることを念頭に「もともと同じ党なのだから一緒にやればいい。票を食い合えば昨年の衆院選の二の舞いになる」と懸念を口にした。

 旧同盟系、旧総評系の2労組が統合され平成19年に発足したJP労組は組織内候補を立憲民主党から擁立する。野党では「最も支持率が高い」(増田光(みつ)儀(ぎ)委員長)ことが理由の一つだ。

 「国民民主党は『人材』に活路を求めるしかない。立憲民主党に勝っている点は人材だ」

 電機連合出身の連合関係者はこう強調するが、局面を打開する具体策は見いだせていない。

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