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【参院選挙制度改革】自民党の参院定数6増法案、参院を通過 今国会成立へ

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【参院選挙制度改革】
自民党の参院定数6増法案、参院を通過 今国会成立へ

 参院は11日の本会議で、参院定数を6増する自民党提出の公職選挙法改正案を自民、公明などの賛成多数で可決した。与党は改正案を近く衆院政治倫理・公選法改正特別委員会で審議入りさせ、22日までの今国会中に成立させる方針で、来年夏の参院選から適用される。参院の定数増は、沖縄の本土復帰に向け昭和45年に選挙区新設で2増されたのを除くと戦後初めてとなる。

 自民党案は参院選の「一票の格差」是正のため、議員1人当たりの有権者数が最大の埼玉選挙区の定数を6(改選定数3)から8(同4)に2増する内容。比例代表は4増(同2)し、各党が事前に定めた順位に従い当選者を決める特定枠を設ける形で一部に拘束名簿式を導入する。

 特定枠は「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区対象県で擁立されない県の候補者を救済する狙いがある。自民党は合区対象4県で1人ずつ議員を選出しており、一部は来年夏の参院選で比例代表に回り、特定枠から立候補する見通しだ。

 届け出た比例代表候補のうち全員でなければ特定枠で何人でも登録することができる。9日の参院政治倫理・選挙制度特別委員会で、希望の党の行田邦子氏は「ある政党で50人の比例代表を名簿に載せた場合、特定枠は49人でも可能か」と質問。発議者として答弁した自民党の磯崎仁彦氏は「49人まで可能だ。各党がそれぞれの事情に応じて数を判断する」と認めた。

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