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【政界徒然草】自民党総裁選 地方票の比重アップで「石破茂氏有利説」は本当か

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【政界徒然草】
自民党総裁選 地方票の比重アップで「石破茂氏有利説」は本当か

平成24年9月26日、自民党総裁選を終え、手を取り合う安倍晋三総裁(右から3人目)と石破茂氏(同2人目)ら=東京・永田町の党本部 平成24年9月26日、自民党総裁選を終え、手を取り合う安倍晋三総裁(右から3人目)と石破茂氏(同2人目)ら=東京・永田町の党本部

 地方票はこれまで各都道府県連の規模に応じて持ち分が配分され、24年総裁選の場合は4~16票とばらつきがあった。例えば当時6票配分された山口県連は同県選出の首相が5票、林芳正文部科学相(57)が1票を獲得した。一括集計ならば24年総裁選に出馬して敗れた石破氏への票も「死に票」にならず、全党員の意思を反映しやすくなる。

 制度改正前と比べ地方票は105票増え、地域ごとの票の偏在も是正される。決選投票にも新たに影響が及ぶ-。一見すると地方票の重みが増し、勝敗の行方を左右するかにみえる。

 24年総裁選は石破氏が地方票で165票を獲得。87票の首相を圧倒し、議員票も加えた1回目の投票で首位に立った。ただ、仮に石破氏が6年前並みの地方票を獲得しても決して有利とは言い難い。6年前は野党・自民党の国会議員の数が少なかったからだ。

 当時の内訳は国会議員票198、地方票300だったが、今回は国会議員票も地方票も各405票で、議員票の比重はむしろ増した。しかも首相は出身派閥の細田派(清和政策研究会、94人)と第2派閥の麻生派(志公会、59人)、二階俊博幹事長(79)率いる二階派(志帥会、44人)の支持を盤石にしている。

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