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国民投票法改正案、今国会成立を断念 遠のく憲法改正

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国民投票法改正案、今国会成立を断念 遠のく憲法改正

国会内で開かれた衆院憲法審査会の幹事懇談会。奥中央は森英介会長=4日午後 国会内で開かれた衆院憲法審査会の幹事懇談会。奥中央は森英介会長=4日午後

 しかし、立民の辻元清美国対委員長は、政府・与党が学校法人「森友学園」問題などの説明を十分果たさないことなどを理由に、改正案の審議どころか衆院憲法審の開催も拒むようになった。

 立民と国民が衆院憲法審の幹事懇すらまともに出席しない状態を続けた結果、今国会で憲法審が開かれたのは、衆院で理事選任手続きを行う1回、参院は2回のみ。憲法全般の議論を行う「自由討議」は参院で1回実施されただけだ。

 自民党は、憲法9条への自衛隊明記など3月にまとめた「改憲4項目」の条文素案について、憲法審で議論の上、早期の国会発議を目指している。野党が政局的な理由を振りかざして憲法審の開催を拒み、与党側がこうした姿勢を許していれば、改憲議論は一向に前に進まない。

 与党は秋の臨時国会で改正案の成立を目指す考えだが、憲法審の“原則”にこだわり続けると「改憲4項目」の議論も来年以降に先送りされかねない。

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