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【平成30年史】リクルート事件「無罪を確信」 2審逆転有罪の藤波元官房長官が手紙 佐藤総務庁長官の辞任に「『生きた政治』のこわさ思う」

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【平成30年史】
リクルート事件「無罪を確信」 2審逆転有罪の藤波元官房長官が手紙 佐藤総務庁長官の辞任に「『生きた政治』のこわさ思う」

平成9年10月、藤波孝生元官房長官が知人に出した手紙。リクルート事件の裁判の心境などをつづっている (一部画像を処理しています) 平成9年10月、藤波孝生元官房長官が知人に出した手紙。リクルート事件の裁判の心境などをつづっている (一部画像を処理しています)

 手紙では、9年9月に発足した第2次橋本龍太郎改造内閣にも触れ、「飛ぶ鳥を落とすような勢いだった橋本内閣も人事の失敗で急に転落(中略)。つくづくと『生きた政治』のこわさを思わざるを得ません」としている。

 当時の橋本首相は、ロッキード事件で有罪判決を受けた佐藤孝行氏を総務庁長官に起用した。しかし、世論の激しい反発を買い、佐藤氏は在任12日で辞任に追い込まれ、内閣支持率は急落した。自らの境遇を佐藤氏や橋本内閣と重ね合わせたとみられる。

 リクルート事件 リクルートが子会社「リクルートコスモス」の未公開株を政官財界に譲渡した汚職事件。昭和63年6月、川崎市助役への譲渡を端緒に発覚、藤波孝生元官房長官ら政治家2人を含む計12人が起訴され、全員有罪判決を受けた。中曽根康弘元首相や竹下登首相ら当時の自民党有力者への譲渡も判明し、竹下内閣は平成元年6月、退陣に追い込まれた。

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