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【平成30年史 政界再編・インタビュー】細川護煕元首相「安倍さん、頑張っているが強引」「穏健な多党制へ早く選挙制度改革を」

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【平成30年史 政界再編・インタビュー】
細川護煕元首相「安倍さん、頑張っているが強引」「穏健な多党制へ早く選挙制度改革を」

インタビューに答える細川護煕元首相=東京都港区(佐藤徳昭撮影) インタビューに答える細川護煕元首相=東京都港区(佐藤徳昭撮影)

 「そこまで考える時間も余裕もなかったですね。税率についてはそれ以前に、5%とか6%とかいくつかの数字が出ていました。だから私もとっさに『腰だめだ』なんて言っちゃったんだけど、あれはちょっとまずい発言でした。予想通りのリアクションでした。国民福祉税の話は悔いの残る話でしたね。年金目的税とか何かでやれたらよかった」

 --政治改革を通して、本当は日本の政治をどう変えたかったのか

 「政権交代がないと政治はよくならないという信念はありました。私は一貫して穏健な多党制を主張し、政権交代可能な二大政党制がいいといったことは一度もないと思います。ここは小沢さんとは違います。だって公明党だって共産党だって(既成政党は)なくなりっこないんだから。今でもドイツのような多党制で、連立政権を作る形が一番望ましいと思ってますね。イタリアのようになっては困るけど」

 --細川政権で導入した小選挙区制では穏健な多党制は成り立ちにくい

 「残念ながらそうですね。しかし、あのときはしようがなかった。政府原案に与党の社会党も反対して廃案になり、自民党案を丸飲みするしかなかった。だから、早く選挙制度の改革をしてもらいたい。中選挙区制ではなく、政府原案だった「250-250」(小選挙区250、全国区の比例代表250で2票制)になるような法改正をすれば、穏健な多党制になっていく可能性はあると思いますね」

 --日本新党結党の意義は

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