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【河野洋平氏講演詳報】(5完)「核の傘の下にいるのに『北に核放棄しろ』と言うのは自己矛盾だ」

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【河野洋平氏講演詳報】
(5完)「核の傘の下にいるのに『北に核放棄しろ』と言うのは自己矛盾だ」

河野洋平元衆院議長(宮崎裕士撮影) 河野洋平元衆院議長(宮崎裕士撮影)

 いよいよ、日本は日朝会談を申し込んで、仮に日朝会談をやろうと北が言ってくれれば会談に出ていく。出ていって何をいうか。拉致を言う。だけども、その前に国交の正常化をやろうとか、植民地問題の処理はこれとこれで終わりだよと、そういうところまでやらないといかん。そして、しかも拉致の問題を言うと。

 それが全部できれば、日本はお金も出しましょう。トランプさんの言うように、俺は言うだけ言って、これができたら金は韓国と日本が出すんだみたいなことを言われて、そうですかとはなかなかいかない。

 日朝会談をきちんとやって、そこで国交の正常化もやって、そして北に対して短い距離のミサイルなんかもやめようねと言わなきゃいかん。

 その場合には日本もまた、長いのを持ってちゃまずいんじゃないか。何か最近は先制攻撃をしてもいいみたいなことを言って、先制攻撃ができるような武器を持つとか持たないという話もあり、それはやめた方がいいと言っている。

 厳密に聞いてみると、実はもう持っているという説もある。持つことを国会に諮ったわけでもない。既成事実としてそういう武器はもう持っているよっていう話もあって、これはとんでもないことじゃないかと。

 北に対して、日朝交渉をやるなら、あんたがこれをやめてくれるなら、俺もこれはやめると言わないと、お前だけやめろ、やめろということで、そんな日朝交渉ができるのか。

 今、改めて米朝会談をみて、非核化について日本自身はどう考え、行動するか、自らにも問いかける必要があると思いました。

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