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【河野洋平氏講演詳報】(3)拉致問題「帰せ、帰せと言っても解決しない。国交正常化して帰してもらう」

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【河野洋平氏講演詳報】
(3)拉致問題「帰せ、帰せと言っても解決しない。国交正常化して帰してもらう」

河野洋平元衆院議長(大山実撮影) 河野洋平元衆院議長(大山実撮影)

 しかし、これも米国がもう1回考えて、米国まで届かなきゃいいんだから、運搬手段のところだけ潰せばいいかなんて思われたら困るわけです。米国の非核化への方針は絶対に変わらないように、これはみんなで確認していかないといけない。

 そういうことを考えながら、日本はどうするかという問題です。今、日本がやらなければならないことは何か。

 朝鮮半島に対して、朝鮮半島の植民地化について、われわれはあのとき間違えた、政策を間違えてあんなことをしたけれども、本当に申し訳なかったと、おわびをする。

 これは、韓国に対してはわれわれはそういうことをきちっとやったわけです。おわびをして、その処理をして、その結果として大変苦労をなさった方々に日本からもいろいろな配慮をして、経済援助もした。

 だけど、北とはまだ国交もないし、そういうことをできずにきているわけです。ですから、南にやっていたのと同じぐらいのことは北に対してもやらなければ、われわれの植民地支配に対する反省の姿勢を示すことにはならないわけです。

 北に対してもそういうことをしなきゃならん。そういう問題は残っているわけです。

 逆にいうと、まだ国交は正常化していないわけですし、国交が正常化していないということは植民地支配についての問題の解決、処理はできてない。

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