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【河野洋平氏講演詳報】(2)「南北分断の遠因には日本の植民地政策があった」

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【河野洋平氏講演詳報】
(2)「南北分断の遠因には日本の植民地政策があった」

河野洋平元衆院議長(栗橋隆悦撮影) 河野洋平元衆院議長(栗橋隆悦撮影)

 米韓軍事演習はやめてもいいと言ってみたり、いろんなことを口頭で言ったけれども、それは文書に書いてない。何となく、当初言っていたようにCVIDを絶対にやらせるんだと。これが唯一米国の要求で、これが通らなきゃ何もしない、事務的には詰めたということだった。

 ところが、開けてみれば、あに図らんや、大統領はばかに優しいことを言って、すばらしいやつだと。相手を褒めた割には、取るものは何も文書の中にはない。事務方は、当初思っていた計画とは違うなと。

 米国の方は最初強くて、CVIDができない限り、何もやらないよ、それができて米国は初めて何かするよと言っていたのが、どうも1回戦が終わって、1回戦というか開会式か。これが終わって、トップ同士の話が終わってみたら、CVIDは何も言わずに、米国の方が少しリップサービスをしたというようなことになった。

 これでは、北や中国が言っていた段階的な主張の方に近付いてきた。そういう方向に傾いたんじゃないかという感じです。私の率直な感想を言えば。

 これは米国が考えていた手順とは違ってしまったなと。ポンペオ国務長官が言っておられたのとは、大統領の1回目の署名は違った。これだと段階論に、手順がそっちでないと進まないのではという感じになってきた。

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