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【河野洋平氏講演詳報】(2)「南北分断の遠因には日本の植民地政策があった」

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【河野洋平氏講演詳報】
(2)「南北分断の遠因には日本の植民地政策があった」

河野洋平元衆院議長(栗橋隆悦撮影) 河野洋平元衆院議長(栗橋隆悦撮影)

 今の韓国側は経済的に発展をし、北朝鮮の側は非常に経済的には遅れている。国民所得もわずかなものです。そういう今の状況をみるにつけて、日本が黙っていていいのか。知らん顔していていいのかという思いがあるんです。

 米国が一番求めているのは非核化です。核をやめろということです。それができれば、戦争状態を終わらせる。それは朝鮮戦争の一方は米国がバックに、もう一方はロシアや中国が後ろにつきということで大戦争をやったわけです。

 それが最終的に、平和の宣言をしようと思うと、米国や中国がいないと、それはできないわけです。1日も早くそういう状況になるように、日本は黙ってポケットに手を突っ込んでみているんじゃなくて、やるべきことがあるのではないかと思っているわけです。

 話があっちこっち飛びますが、米朝会談で一番の米国の要求は北の核を完全に廃棄させることです。全部やめれば北の体制を保証するということで、米国は北に迫っていました。

 昨日の共同宣言にはCVID(完全で検証可能かつ不可逆的な非核化)という言葉はどこにも出ていない。求めていたCVIDがない割には、米国はいろいろ言ったんじゃないかとか、あるいは、譲歩し過ぎたんじゃないかと。じゃあ具体的に何を出したかというと、たいして具体的なものもそうない。

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