PR

ニュース 政治

17日に衆院憲法審査会 今国会初も野党反対で実質審議なし

衆院憲法審査会幹事懇談会に臨む与野党議員。中央は自民党の森英介・審査会長=11日午後、国会内(春名中撮影)
Messenger

 衆院憲法審査会は11日の幹事懇談会で、17日に今国会初となる審査会を開くことを決めた。ただ、議事は国民民主党の結党に伴う新たな幹事の選任だけ行う予定で、実質的な審議は野党の反対で見送られた。与党は審議が行われた場合に国民投票法の改正を優先する方針で、6月20日の国会会期末までに改憲に向けた議論が深まる見通しは立っていない。

 自民党の中谷元・元防衛相は11日の幹事懇で「議会の場で憲法の議論をすることが重要だ」と述べ、憲法に対する各党の意見を表明する自由討議を野党側に持ちかけた。これに対し、立憲民主党の山花郁夫憲法調査会長は「現在の国会状況を鑑みて、国政調査権を議論すべきではないか」と自由討議に難色を示し、折り合わなかった。

 与党は幹事懇で、憲法改正の手続きを定めた国民投票法改正案の骨子も提案した。洋上投票の対象拡大、駅や商業施設への「共通投票所」設置、期日前投票などで、17日の幹事懇で具体的な改正案を示す。

 投票の利便性を向上させるこれらの項目は、公職選挙法では数度の改正で実現しているが、平成19年に成立した国民投票法では盛り込まれておらず、ずれが生じている。

 国民投票法の改正は、改憲に慎重な公明党が主張し、今国会中の成立を目指している。公明党の北側一雄副代表は幹事懇で「憲法改正の国民投票についても、公選法と同様の改正が必要だ」と述べた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ