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【阿比留瑠比の極言御免】拉致解決へ激変期の国際情勢を生かせ 野党は家族の悲痛な思いより醜聞探しが大切なのか

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【阿比留瑠比の極言御免】
拉致解決へ激変期の国際情勢を生かせ 野党は家族の悲痛な思いより醜聞探しが大切なのか

衆院予算委員会に参考人招致された柳瀬唯夫・元首相秘書官(右)に質問する立憲民主党・長妻昭氏(左)=10日午前、衆院第1委員室(春名中撮影) 衆院予算委員会に参考人招致された柳瀬唯夫・元首相秘書官(右)に質問する立憲民主党・長妻昭氏(左)=10日午前、衆院第1委員室(春名中撮影)

 「中韓首脳は、日本と北朝鮮との間の拉致問題が対話を通じて可能な限り早期に解決されることを希望する」

 サミット共同宣言には、このように拉致問題も盛り込まれた。日本が中韓と手を携える姿は、北朝鮮への圧力となる。トランプ氏も、安倍首相の熱意を受けて拉致被害者帰国に努力することを宣言しており、被害者家族の期待も高まる。

■米の軍事力恐れる北

 ただ、北朝鮮が米国への強硬姿勢を転換し、対話に傾いたのは、もとより北が恐れる米国の強大な軍事力があったればこそだ。軍事力が外交力の重要な背景となるのは、古今東西、当然の国際常識である。

 その点、いまだに自衛隊を憲法に位置付けることすらできず、政府統一見解が合憲とする敵基地攻撃能力の整備すら明言できずにいる日本は、おのずとハンディを背負っている。拉致問題の解決に向けて、米国をはじめ他国に助力を求めざるを得ないのは、こうした制約があるからだ。

 日本としては、核・ミサイル問題と拉致問題を解決した先には日朝国交正常化があり、正常化の暁には経済支援があることをカードに、他国を巻き込みながら交渉していくしかない。激変する国際情勢の中で、好機を見逃さない大胆な決断も必要とされよう。

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