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【陸自イラク日報問題】「戦闘」よく使う言葉 「隠す必要ない文書」元隊員、語る

公表された陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報=16日
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 平成16年から18年にかけてイラクに派遣された陸上自衛隊の日報が公表された。「隠す必要のない文書」「なぜ、こんなことになるのか」。隠蔽問題に発展させた防衛省の対応に、派遣された元隊員たちは複雑な思いを抱えている。

 元隊員らによると、日報は、現地の会議で報告された任務や予定、気象状況などを文書係がまとめ、宿営地が攻撃を受けた際は背景の分析も盛り込まれた。普段は電子メールで日本に送り、急を要する場合は衛星電話も使われたという。

 「戦闘という言葉も使いましたよ」と話すのは、復興業務を担う本隊として派遣された60代の自衛隊OB。「軍事用語ですから。大規模だったら武力紛争。小規模だったら戦闘。武力衝突、小競り合いという言い方はしない」と証言した。

 本隊を支える業務支援隊として半年間、派遣された男性も「行く前は戦闘状態と聞いていたが、行ってみたら、そうでもなかった。われわれの感覚としては『ゲリラ攻撃』。本気で殺しに来る感じはなかった」と当時の状況を振り返った。

 2人とも日報について「組織として現状を報告するのは当たり前。今後の教訓のために保管するのも当然のことだ」と口をそろえる。元業務支援隊の男性は「今後の行動に支障があるものは出せないが、黒塗りにして出しておけばよかった話だ。そこをなぜ、きちんと整理できなかったのか」とため息をついた。

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