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“準都市部”ニュータウン内で自動運転実証検討 国交省、生活道での課題探る実験へ

横浜赤レンガ倉庫の近くを通る自動運転車=2月、横浜市(高橋寛次撮影)
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 住民の高齢化が進む郊外のニュータウンで、国土交通省がバスやタクシーなどに自動運転システムを導入する実証実験を検討していることが16日、分かった。“準都市部”を舞台にした国の実証実験は初めて。ニュータウンに住む高齢者の生活の足を確保するほか、自動運転技術の実用化に向け、歩行者と自動車が混在する生活道路での課題をあぶり出す狙いがある。

 平成30年度内の実施を目指し、数カ所の自治体を選定する。実験ではニュータウン内のスーパーや病院、駅へ向かう路線バス停留所などを自動運転車で結ぶ。安全確保のため、実験ではドライバーが乗車する。目的地を巡回する「バス方式」にするか、自宅と目的地を結ぶ「タクシー方式」かは今後、実施自治体と協議して詰める。

 高度成長期に団塊世代が入居していたニュータウンは高齢化が進む。ニュータウンは丘陵地を切り開いて開発された場所も多く、自家用車の利用が前提となっているため、域内の公共交通が不足。住民が自家用車を運転できなくなると、坂道や階段の多さもあって生活に必要な移動手段の確保が難しくなっていた。

 一方で、ニュータウン内は道路が広く外部からの自動車が比較的少ないなど、自動運転の実証実験に適した条件を備える。国交省は歩行者と自動車が混在する道路での安全性や視認性など、都市部における自動運転活用に必要な課題解決に向け、先駆的な取り組みになり得るとしている。

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