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【日曜講座 少子高齢時代】地方人口の激減 「1県1自治体」の発想必要 論説委員 河合雅司 

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【日曜講座 少子高齢時代】
地方人口の激減 「1県1自治体」の発想必要 論説委員 河合雅司 

 人口が50万人を割るような県では、「1県1自治体」、「1県2自治体」とするぐらいの大胆さが必要だ。さらに減るようならば、都道府県同士の合併、再編も視野に入ってくる。

 政府は既存自治体を維持、延命させる方策ばかりでなく、将来を展望して「自治体を畳む」ための手順の検討を始めるときであろう。

 現行の自治体に代わる地方自治の在り方も考えなければならない。

 例えば、各地域の「にぎわい」を核とし、その地域の人々が集まり暮らす拠点を建設する。これを新たな受け皿として、広域化した自治体と連携しながら、住民たちが拠点内の生活ルールをある程度は自分たちで決められるようにすることを考えてもよい。

 既存の自治体が立ちゆかなくなってからでは遅い。日本社会を根本部分から作り替えないかぎり、人口減少時代は乗り越えられない。

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