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「防衛悪い方向に」が過去最高 内閣府世論調査

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「防衛悪い方向に」が過去最高 内閣府世論調査

総合科学技術・イノベーション会議に臨む安倍晋三首相(右)と松山政司科学技術政策担当相=5日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影) 総合科学技術・イノベーション会議に臨む安倍晋三首相(右)と松山政司科学技術政策担当相=5日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 内閣府が6日に発表した「社会意識に関する世論調査」で、日本が悪い方向に向かっている分野を複数回答で聞いたところ、「防衛」が30・3%で前回調査(平成29年1月)に比べ2・1ポイント増加し、2年連続で過去最高となった。核・ミサイル開発を進める北朝鮮情勢や、中国の軍事力の強化などが背景にあるとみられる。

 世相の明るいイメージを聞いたところ、「平和である」が57・5%で前回に続き最も高かったが、前回から4・1ポイント減った。

 良い方向に向かっている分野では、「医療・福祉」が31・5%(前回比0・1ポイント増)、「教育」が18・5%(同1・5ポイント増)となり、いずれも質問を始めた10年以来最高となった。一方で「科学技術」は前回から5・3ポイント減の20・5%となった。安倍晋三政権は科学技術とイノベーション(技術革新)を成長戦略の柱の一つに据えるが、引用される論文が減少するなど基礎研究力が低下し、中国などと比べて研究開発予算が少ないとの指摘もあるだけに、諸外国との競争力が低下しているとの認識がありそうだ。

 調査は昭和44年から原則毎年実施している。全国の18歳以上の男女1万人を対象に1月25日~2月18日に面接方式で実施し、5742人が回答した。

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