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【陸自イラク日報問題】揺らぐ文民統制 与党からも批判「体をなしていない」

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 防衛相から探索を命じられていた日報を発見したにもかかわらず、陸上自衛隊は9カ月以上も報告を怠った。隠蔽(いんぺい)だとの批判は免れず、指揮命令の徹底が死活的に重要な軍事組織としても欠陥を露呈した。陸自内部のどの範囲までが日報の存在を把握し、なぜ報告を避けたのか。疑問点が残る中、厳正な処分を含む抜本的改革が求められることになる。

 陸自のイラク派遣時の日報は昨年3月27日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)日報問題に関する特別防衛監察が実施される中で見つかっていた。小野寺五典防衛相は「現場の判断」で報告が見送られたことを示唆した。即座に報告していれば事態がここまで悪化し、自衛隊への信頼を損なうことはなかった。

 小野寺氏は日報の存在を把握していた人物について「少なくとも教訓課長以外にもいる」としており、研究本部内の「組織的な隠蔽」の疑いも濃厚になる。

 そもそも現地部隊から送られる日報は、その後の部隊運用や装備評価などを検討する上で貴重な基礎資料と位置づけられる。所在や存否を明確に把握するのは当然で、陸自は基本を怠ったことになる。

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