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見つかった陸自イラク日報 1月12日陸幕報告→2月27日統幕報告→3月31日防衛相報告→4月2日公表

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見つかった陸自イラク日報 1月12日陸幕報告→2月27日統幕報告→3月31日防衛相報告→4月2日公表

防衛省職員からイラク日報隠ぺい疑惑についてヒアリングを行う野党議員=3日午後、国会(撮影・春名中) 防衛省職員からイラク日報隠ぺい疑惑についてヒアリングを行う野党議員=3日午後、国会(撮影・春名中)

 陸上自衛隊のイラク派遣は、平成16年1月から18年9月にかけてイラク復興支援特別措置法に基づき行われ、計約700人の隊員が給水支援や医療、公共施設の復旧作業などに当たった。

 イラク派遣時の日報に焦点が当たったのは、昨年2月20日の衆院予算委員会。南スーダン国連平和維持活動(PKO)日報問題が浮上する中、民進党の後藤祐一氏らがイラク派遣時の日報の存在についても質問。当時の稲田朋美防衛相は「確認したが見つけることはできなかった」と答弁した。野党から日報を資料要求されても防衛省は「不存在」と回答していた。

 その後、稲田氏は南スーダン日報問題の監督責任をとって辞任。防衛省は再発防止策として、全ての日報を10年間保存し、統合幕僚監部参事官が一元管理することを決定した。統幕が管理するため、全国の陸自部隊などが保有する文書を改めて調査。その結果、イラク派遣期間中に作られた延べ376日分、計約1万4千ページの日報が見つかった。

 防衛省によると、まず陸自研究本部(現・教育訓練研究本部)が日報を電子データで発見。今年1月12日に陸幕総務課に報告した。陸幕衛生部も1月26日に紙媒体で発見し、同月31日に陸幕総務課に報告した。

 陸幕総務課は2月27日に統幕に報告。統幕は3月31日に小野寺五典防衛相に報告した。小野寺氏は4月2日に安倍晋三首相に報告した上で、イラク派遣時の日報発見を公表した。

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