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イラク派遣の陸自日報を発見 昨年「不存在」答弁 南スーダン日報問題を受け再調査、公表に3カ月

新たに発見された文書について説明する小野寺防衛相=2日午後、防衛省
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 小野寺五典防衛相は2日、政府が昨年2月の国会答弁などで「不存在」としてきた陸上自衛隊のイラク派遣部隊の日報が、陸自内で発見されたと発表した。昨年の南スーダン国連平和維持活動(PKO)日報問題を受け、再発防止策の一環として再調査した結果、平成16~18年のイラク派遣期間中に作成された延べ376日分、計約1万4千ページが見つかった。

 防衛省によると、陸自研究本部に電子データで、陸上幕僚監部衛生部に紙で残っていたと、今年2月27日に陸幕が統合幕僚監部に報告した。研究本部は昨年2月に国会で取り上げられた際に照会を受け、同3月に「存在しない」と回答。その後、存在を確認した時期は不明だが、今年1月12日に陸幕総務課に日報が見つかったと報告した。統幕への報告まで1カ月以上、陸幕で情報が止まっていた。

 研究本部には「教訓業務各種資料」という行政文書名で電子データとして保存していた。防衛省は「イラクと結び付かなかった」ため発見できず、隠(いん)蔽(ぺい)ではないと説明した。

 小野寺氏は今月半ばをめどに資料要求のあった国会議員に日報を提出する意向を示し、「国会での質問に適切に対応できなかったのは申し訳なかった」と述べた。日報の内容については「特に変わったものがあるとは認識していない」と語った。

 また、小野寺氏は24年に作成され、情報公開された日米協力に関する文書について、同じタイトルで一部内容が異なる2つの文書を発見したことも明かした。小野寺氏は「基本的には(公開された文書と)同じ内容だ」と説明した。この文書については、共産党の穀田恵二国対委員長が3月30日の衆院外務委員会で「森友問題と同じ改竄(かいざん)ではないか」と指摘していた。

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