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【谷山雄二朗のばかモン英語塾】(25)/This is a pen で国滅ぶ。藤原正彦さんへの手紙

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 ぼくは海外の渡航先で会う外国人に三島の傑作「豊穣(ほうじょう)の海」を必ずといっていいほど勧めますが、去年ポルトガルの古本屋で意気投合した店員を除いては、ここ数年、欧米アジアで“ミシマ”を知っているという10代から40代の外国人に遭遇したこともないのです。

 もちろん、それはぼくが藤原さんのようにエリートでないことと無関係ではないでしょうが、いずれにせよ21世紀のフツーの外国人が三島と漱石について問いかけてくる事など、ほぼ0%だと考えて間違いありません。

 よって、幼児期から英語の溢れる中で育ち日本語も学んできたという自負を持つ私に言わせていただければ、そのような古いモノサシで、今日の英語教育を考えると火傷をするのではないかと危惧します。

 そして今、わが国が本腰で取り組まねばならないのは“This is a pen”のおばか英語を明治以降主導してきた東大やらエリートやらを対象としたマスターベーションではないと考えます。

 すなわち、旅先で出会う「フツーの外国人とフツーの英語で論理的に対話できる日本人」の育成が必要ではなかと考えます。

 旧大英帝国の植民地であったシンガポールや香港の物マネをする必要など、わが国には全くありませんし、何も都営バスの運転手から、大田区の町工場の職人まで国民全員がペラペラになる必然性もありません。

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