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中国、海底地形28件命名 2011年以降、EEZ内に拡大警戒

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中国、海底地形28件命名 2011年以降、EEZ内に拡大警戒

 SCUFN資料では、中国は日本周辺海域について24~30回会合で48件の名称を申請、28件の承認が確認できた。24~29回会合の承認件数は1~5件だったものの30回会合では9件に達した。日本は同期間で約150件が承認されており、“命名戦”は現在、日本が優位にある。

 海上保安庁によると、中国が日本のEEZ内で名称申請をしたことはない。ただ、中国は近年、尖閣諸島(沖縄県石垣市)や沖ノ鳥島周辺など日本のEEZ内で無許可の海洋調査を実施、海保は17年までの5年間で67件を確認している。

 他国のEEZ内を含め、海底地形を命名しても海洋開発の権利は得られず、SCUFNには「政治的に慎重さを要する名称申請を検討しない」という審査ルールがある。

 ただ、中国が日本周辺海域で命名活動を活発化させている背景には、「海洋強国」の誇示があるとみられる。フィリピンのEEZ内でも名称を付けた実績があり、今後、海洋進出の状況をアピールするため、命名活動を日本のEEZ内に発展させる可能性がある。日本政府関係者は「日本のEEZ内で申請があれば、何らかの対応を取ることになるだろう」としている。

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