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【仙台「正論」懇話会】「国防の主役は国民」 元陸自西部方面総監の番匠幸一郎氏が講演

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【仙台「正論」懇話会】
「国防の主役は国民」 元陸自西部方面総監の番匠幸一郎氏が講演

仙台「正論」懇話会第51回講演会で、「東アジアの戦略環境と日本の危機管理」と題して講演する番匠幸一郎氏=22日、仙台市青葉区の仙台勝山館(林修太郎撮影) 仙台「正論」懇話会第51回講演会で、「東アジアの戦略環境と日本の危機管理」と題して講演する番匠幸一郎氏=22日、仙台市青葉区の仙台勝山館(林修太郎撮影)

 東アジアでは中国の動向にも注意が必要だ。中国は東シナ海や南シナ海への進出を強め、権益拡大を図ろうとしている。ロシアも楽観できない。プーチン大統領は北方領土に最新鋭の装備を展開している。

 日本の置かれている戦略環境は不安定で危険だ。北朝鮮、中国、ロシアの3国は自分たちに都合のいい秩序をつくるために、力を行使しようとしている。日本は自由や民主主義、人権といった価値観を共有するオーストラリアやインドなどの国々と協力しながら、現状の秩序を守っていくことが重要だ。

 日本は危機に対して速やかに対処する能力のほか、相手に「手出しできない」と思わせる抑止力を向上させる必要がある。

 日米同盟も大事だ。米国は中国やロシアとの新たな競争に勝つために米国は強くなければならないと明確に打ち出している。東アジアの戦略環境で日本が直面している問題について、米国も認識を共有している。

 平和や安全は決して与えられるものではなく、つくるものだ。北朝鮮の今後がどうなるかは予測できない。われわれが未来に対してできることは2つ。未来に備えて準備することと、未来をつくること。未来をよりよくするために努力することが非常に大事だ。

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