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河野太郎外相、対北圧力継続を呼びかけ 対中協調も要請

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河野太郎外相、対北圧力継続を呼びかけ 対中協調も要請

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 【ミュンヘン=宮下日出男】河野太郎外相は16日夜(日本時間17日朝)、ドイツ・ミュンヘンで開催中の「ミュンヘン安全保障会議」で演説し、北朝鮮と韓国の融和ムードが高まる中、「北朝鮮の微笑攻勢に目を奪われてならない。われわれは北朝鮮に圧力をかけ続ける必要がある」と述べ、国連安全保障理事会決議の厳格な履行継続を国際社会に呼びかけた。

 河野氏は制裁の抜け道として、北朝鮮の船に海上で石油が違法に移し替えられる「瀬取り」を紹介する写真パネルも示し、北朝鮮は自分の意のままに朝鮮半島を統一することが目標であり、核兵器はその「重要な手段とみなしている」と強調。「北朝鮮の核武装を認めれば、核兵器不拡散条約(NPT)体制も終わることになる」ともした。

 河野氏は中国の南・東シナ海進出を念頭に「力による現状変更の試み」にも懸念を示し、その試みは経済活動を通じても行われていると指摘。アジアやアフリカ、中東での中国のインフラ投資を念頭に「透明性を考慮しない事業は多い。私たちは操られないよう警戒せねばならない」とした。

 その上で河野氏は「国際法に反した国には代償を払わせなければならない」とする一方、「中国が自由主義の国際秩序に従い平和的に成長すれば、あらゆる人に有益。私たちはそのために団結せねばならない」と対中国での協調を求めた。

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