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希望の党、雲散霧消へのカウントダウン…31日から分党議論

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希望の党、雲散霧消へのカウントダウン…31日から分党議論

 希望の党執行部は31日の役員会で、松沢成文参院議員団代表ら党創設メンバー側との「分党」の検討を本格化させる。保守系の松沢氏らを切り離して民進党との連携にかじを切るまでは執行部の描いた筋書き通りだった。しかし、「親民進派」からも分党要求が起きてシナリオが狂った。修復しようのない亀裂が露見し、もはや党の雲散霧消すら現実味を帯びている。

 希望の党の玉木雄一郎代表は30日の記者会見で、分党の議論の見通しについて淡々と語った。

 「『どうしても合わないから独自の道を歩ませてほしい』という方がどういう形で現れるのかどうか…」

 発言の念頭にあるのは松沢氏ら党創設メンバーだ。玉木氏は26日、衆院選で訴えた安保法制の実質的容認と憲法9条改正への積極姿勢を軌道修正する党見解を発表した。創設メンバーがのめない内容をあえて打ち出したのは分党に向けた火種づくりにほかならない。

 加えて、民進党に近い政策を掲げることで連携の環境を整える狙いもある。衆院の民進党系会派「無所属の会」の岡田克也代表(党常任顧問)らは、希望の党との理念の不一致を理由に連携を拒んできたからだ。

■   ■ 

 希望の党執行部にとっての誤算は、同じ「民進党再結集」を唱える大串博志衆院議員の分党要求だった。執行部は分党協議の対象は党創設メンバーに限る構えだが、大串氏に譲る気配はない。むしろ、党見解への不満を口実に集団離党を画策している節すらある。

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