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河野太郎外相、初の訪中 李克強首相も表敬へ 関係改善に向けた「皇帝」の本気度探る 

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河野太郎外相、初の訪中 李克強首相も表敬へ 関係改善に向けた「皇帝」の本気度探る 

 ただ、中国側は融和ムードに逆行する動きもみせている。今月10、11両日には、中国海軍の潜水艦が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域で潜没航行した。地質調査会社の社員ら8人の邦人が拘束された問題は膠着(こうちゃく)状態が続く。

 関係改善と緊張が併存する状態が続いているが、方向性を左右するのが習氏の意向だ。習氏は昨年10月の中国共産党大会で権力基盤を固めた。外務省幹部は習氏を「皇帝」と呼び、「大きな流れは皇帝でないと決められない」と語る。

 昨年11月に安倍、習両氏がベトナムで会談した際は、会場に出入りする日本政府関係者に厳重な警備チェックを行った一方、2日後にフィリピンで行った安倍、李両氏の会談は簡素な警備だったという。これまで習、李両氏の扱いに大きな差はなく、習氏の強い影響力をうかがわせた。

 慣例では中国を訪問した外相が習氏と面会することはほとんどない。このため、河野氏は一連の会談では、王氏や李氏らの発言を通じて、習氏の意向を探ることになりそうだ。

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