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【平成30年度予算案】防衛費は5兆1911億円 ミサイル防衛など過去最高

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【平成30年度予算案】
防衛費は5兆1911億円 ミサイル防衛など過去最高

ルーマニアに設置されたイージス・アショアの施設=2016年5月(ロイター) ルーマニアに設置されたイージス・アショアの施設=2016年5月(ロイター)

 22日に閣議決定された平成30年度予算案の防衛費は前年度比1・3%増の5兆1911億円(在日米軍再編関連経費などを含む)を計上し、6年連続の増額で過去最高となった。地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の設計費(7億円)など弾道ミサイル防衛の強化を急ぎ、戦闘機用の長射程巡航ミサイル導入(22億円)にも着手する。

 弾道ミサイル防衛では、新型の迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の取得に440億円を計上。警戒管制システムを47億円で改修し、複数のミサイルに同時対処する能力を強化する。巡航ミサイルを迎撃できる「SM6」ミサイルの試験弾も21億円で取得する。

 小型だが多様な任務をこなせる新型護衛艦2隻の建造に922億円。最新鋭ステルス戦闘機F35Aを6機(785億円)、輸送機V22オスプレイを4機(393億円)取得する。

 研究開発も重視する。無人機などを撃墜する高出力レーザーシステムの研究に87億円、島嶼防衛のための「高速滑空弾」の研究に46億円。沖縄県の宮古、石垣両島などに配置する部隊の施設整備に553億円を充てた。

 29年度補正予算案には2345億円を計上した。ミサイル防衛をはじめ、30年度に想定していた事業の一部を前倒しで盛り込んだ。

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