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【巡航ミサイル導入】周辺国の長射程化に対応 相手の射程圏外から攻撃、離島防衛でも有用

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【巡航ミサイル導入】
周辺国の長射程化に対応 相手の射程圏外から攻撃、離島防衛でも有用

 防衛省は今回の巡航ミサイルを、相手の射程外から発射できるという意味の「スタンドオフ・ミサイル」と呼んでいる。「敵基地攻撃を目的としない」としつつ、想定するミサイルの運用として、離島に侵攻してきた敵の排除や、弾道ミサイル警戒中のイージス艦の防護を挙げている。

 導入を決めた背景には、技術の進歩により、世界的にミサイルが長射程化していることがある。中国やロシアの最新の空対艦ミサイルは射程800キロとされ、空対地ミサイルも中国が1500キロ、ロシアは4500キロの超長射程だ。レーダーの能力も進歩しており、自衛隊も相手と同等以上のリーチを持たない限り一方的な標的にされかねない。

 防衛省は、長射程の巡航ミサイルが必要な局面として、離島などに上陸した敵の排除を例に挙げている。

 敵の艦艇や上陸部隊の近くには、強力なレーダーを搭載した早期警戒管制機(AWACS)が飛行して自衛隊の動向を探っており、近くでは戦闘機も警戒している。自衛隊機が短射程のミサイルしか持たなければ、レーダーに捉えられ、狙われるリスクを冒して接近するしかない。

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