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【政治資金収支報告書】国費依存 政党交付金、収入の61.2%

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【政治資金収支報告書】
国費依存 政党交付金、収入の61.2%

平成28年の各党収入内訳 平成28年の各党収入内訳

 平成28年分の政治資金収支報告書によると、政党本部の収入総額に占める政党交付金の割合は61・2%(交付金を受け取らない共産党を除いて計算)となった。自民党は収入の72・3%に当たる174億4千万円、民進党は87・5%の93億5千万円を受け取った。各党の国費への依存傾向が続いている。

 自民党への交付金は27年から3億9千万円(2・3%)増えた。献金の受け皿である政治資金団体「国民政治協会」には28億2千万円の収入があり、協会から党本部に23億円が入った。党費収入は8億5千万円で全体の3・5%。27年からの繰越額は112億8千万円で、29年には133億7千万円繰り越した。

 民進党の交付金は28年3月に合流した維新の党の分を引き継ぎ、前年より16億8千万円(21・9%)増えた。党費収入は全体の2・3%だった。党本部への企業・団体献金は233万円にとどまり、党支部へは1億6千万円が入った。124億7千万円を29年に繰り越した。共産党は「制度は廃止すべきだ」として交付金を受けていない。機関紙発行など事業収入が85・1%に上った。公明党も事業収入が62・3%で、交付金は22・1%だった。

 日本維新の会への交付金は7億1千万円で収入の53・2%。自由党は86・0%、社民党は45・7%、日本のこころは85・7%を交付金に依存した。社民党は3億1千万円の事業収入があった。

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